この記事は部屋探しをしている方で、こんな悩みはありませんか?
- 物件は気に入ったのに。担当者の対応が悪い
- 初めての部屋探しで不安なのに、丁寧に教えてくれない
- 担当者の言う事が変わったりいい加減、信用できなくなった、不信感がある
- 担当者が細々した商品を売りつけてくる
- 担当者の感じが悪い、不愛想、不親切
不動産業界に限らず、こういった悩みを持っている方は、比較的多いと言えるかもしれません。
実は担当者や不動産会社を変えたいと感じている方は一定数存在します。
取引は全て思い通りに進むとは限りません。
担当者の力量や対処方法により、取引の内容が変わってしまうこともあるのです。
よってどんな不動産会社でも苦情を受けた経験があり、不備や不誠実な対応があった場合、謝罪の意を込めて担当者を変更する場合があります。
変更する理由は、信用を取り戻したい、契約を逃したくない、という事になります。
結論
- 担当者は変更できる。(場合がある)
- 申請は慎重に。
- 担当者が変更できない場合、別の不動産会社に相談する。
- あきらめる。
- 担当者で満足度は変わる。
自己紹介
mai
賃貸一筋20年の宅地建物取引士。
賃貸業務一連の実務経験有り。
現在は年間約200本の賃貸借契約がメイン。
「満足度の高い取引の達成」を目指しましょう。
このサイトは、コンプライアンスを重視します。
常識から逸脱する行為は、事例として紹介することはありますが推奨はできません。
また、筆者の経験から派生した主観が含まれます。
ご意見、ご質問などお気軽にコメントください。
この記事を読むと得られる事
- 賃貸動向と実情の把握
- 賃貸知識と知恵の習得
- 取引の疑問と不安解消
- 判断力、対応力の向上
それでは細かく見て行きましょう。
対応が悪いと感じる要因 5選
対応が悪いと感じる要因は、一つ一つはごく小さな疑問から生じる場合が多く一概には言えません。
小さな疑問から不信感を抱くようになり、これらの積み重ねで不満は爆発します。
人により感じ方捉え方が変わります。
- 連絡がつながらない。
- 連絡しても折り返しが来ない。
- 質問しても回答がない。
- 契約書が送られて来ない。
- 見学の待ち合わせに遅れる。
- 契約の時間に契約が始まらない。
- 約束の日時に電話が来ない。
- 説明の内容が理解できない。
- 専門用語を使ってくる。
- 前回話を聞いていた内容と違う。
- 質問に対しての回答が来ない。
- 関係のない話が多い。
- 結論を言わない為、何を言いたいのか分からない。
- 敬語を話す事ができない。
- フレンドリーすぎる。
- 最低限のマナーを守れていない。
- 髪がぼさぼさ。
- 服がヨレヨレ。
- 靴が汚れている。
- 髭や爪が伸びたまま。
人により嫌悪感を抱いてしまう事があるでしょう。
対応が悪くなってしまう理由 4選
- 連絡できないほど忙しい。
- 他の方の来店や案内が多数。
- ひと段落した時点で夜中。
- 夜中の連絡は非常識、明日の案内準備がある。
- 来客や電話対応により、約束の時間にも遅れる。
- 他の事をやっていた。
- 量が多すぎる、考えなければいけない事が多い。
- 常に何か作業をしている。
- 新人。
- コツがわからない、要点をつかめていない。
- 理解していない内容が多い。
- 敬語もマナーも分からない。
- 書面やメールの作成に時間を要する。
- 対応に疲れた、付き合いきれない。
- 対応しきれず放置してしまう。
これらの理由は契約書が届かない理由にもつながる場合があります。
契約書が届かず困っている方はこちらを参考になさってください。
賃貸の契約書が来ない。審査、申込後いつ届く?不動産屋に聞いても良い?を解説。担当者は変えられる場合がある
基本的に担当者の変更はできる事が多いです。
店舗やスタッフにより考え方は異なりますが、理由は今までの案内や対応が、無駄になってしまう可能性があるからです。
担当者を変更する場合は、店長や他のスタッフに相談してみましょう。
担当者を変えてほしい場合、純粋な悪口になってしまいがちです。
理由は聞かれたら答え、聞かれる前から一方的に喋る事は控えた方が良いでしょう。
担当者が悪く落ち度があったとしても、同僚や部下に対する悪口が嬉しい事はありません。
伝え方によっては、次の担当者も警戒し逆に不信感を抱かれてしまう場合があります。
さらに無理な要求が多かったり、細かすぎると判断された方は、クレーマーのような扱いを受け、契約を断られてしまう可能性もあるので注意しましょう。
担当者もあなたの言動を見ています。
申請をする時は少し謙った感じで、悟ってもらうように表現すると良い、と個人的には思っています。
- 連絡をあまりいただけなくて、、
- 私とはあまり相性が良くなくて、、
- 私の理解力が低くて、、
- 少し言い方がきつくて、、
評判の良くない営業マンは少なからずいるので、相談を受けた方が察知してくれるかもしれません。
店長自ら担当になってくれる場合もあります。
対応が悪すぎると声を荒げる事は控え、困惑している、戸惑っているという事を、冷静に伝えるよう心がけましょう。
怒り威嚇する行為は脅迫です。
担当を変えられない場合
担当者変更を断られてしまった、言い出せず困っている場合は、別の店舗(支店)があれば、店舗を変更できないか相談してみましょう。
別の店舗の方が、勤務先に近いので、とか、よく近くまで遊びにいくので、とか、理由は違和感がなければ問題ありません。
店舗の変更ができない、または担当変更自体を言いたくない、言いにくいといった場合は、他の不動産屋へ行ってみましょう。
賃貸仲介業者の選び方、部屋探しの満足度は担当者で決まる、を解説。賃貸物件は同じ物件を、別の不動産会社でも紹介してくれる場合があります。
気に入った物件が他の不動産会社でも取り扱っているようであれば、不動産会社の乗り換えを検討しましょう。
申込をしていなければ乗り換えは問題ありません。
既に申込をしている場合は、きちんと事情を伝えた上で申込キャンセルの手続きをしましょう。
申込や契約後のキャンセルは、費用が発生してしまう場合もあります。
どうしても変更ができない場合、担当者の変更をあきらめるか、気に入っていた物件自体をあきらめるしかありません。
物件との出会いは貴重です。
同じ商品が極めて少ない為です。
一時的なものと妥協し耐えるのか、ご自身の感情を優先するのか、くれぐれも判断は慎重になさってください。
満足度は担当者で変わる
基本的に満足度は担当者により変わります。
CMに出てくるような大手の有名な不動産屋であろうが、地元の小さな仲介業者であろうが関係ありません。
担当者で決まります。
取引とはそういうものです。
明るく優秀な店員さんに詳しい説明を受け、楽しく良い商品を買う事ができたら、満足度はあがります。
暗く対応の悪い店員さんで、詳しい説明を受けられなかった場合、満足どころか、そもそもその商品を購入しない可能性もあるといえるでしょう。
まとめ
- 担当者は変更できる。(場合がある)
- 申請は慎重に。
- 担当者が変更できない場合、別の不動産会社に相談する。
- あきらめる。
- 担当者で満足度は変わる。
対応が良い、悪いと感じる要因は人それぞれです。
相性の良い悪いも当然あります。
変更は慎重に、ご自身にも非がないか、念のため再確認してみてください。
基本的に担当者は、問い合わせを入れたタイミングで決まります。
部屋探しはタイミング、担当者もタイミングなのです。
ではまた。