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賃貸物件内見ガイド:見逃さないポイントと注意すべき事項

部屋探しで失敗しないためのステップをまとめました。

初めてお部屋探しをする方は参考にしてみてください。

あなたの悩み、疑問

  • 一人暮らしをしたいが、何からすれば良いか分からない
  • 物件や設備にどんな種類があるか分からない
  • 内覧時に何を重視すれば良いか分からない
  • 内覧後は何を基準に判断すれば良いか分からない

この記事の見解

部屋探しは事前の段取り、内覧時の観察、不動産屋への質問、がポイントとなります。

段取りとしては、予算の設定や希望条件の整理、物件のチェック箇所、不動産屋への質問事項など、事前に多くのポイントを準備しておく必要があります。

また、内見時には設備等のハード面だけでなく、騒音や過去の苦情など、見ただけでは分からない物件に関する情報(ソフト面)にも注意を払い質問をすると、理想の物件に近づけることができます。

結論

  • 事前に希望条件を整理する
  • 内覧時に希望条件に合った物件か確認する
  • 不動産屋に気になる箇所を確認する

自己紹介

mai

賃貸一筋20年の宅地建物取引士。
賃貸業務一連の実務経験有り。
現在は年間約200本の賃貸借契約がメイン。
「満足度の高い取引の達成」を目指しましょう。

当サイトはコンプライアンスを重視します。

常識から逸脱する行為は、事例として紹介することはありますが推奨はできません。

筆者の経験から派生した主観が含まれます

ご意見ご質問等お気軽にコメントください。

この記事で得られる賃貸情報

  • 動向と実情の把握 
  • 知識と知恵の習得 
  • 疑問と不安の解消 
  • 判断、対応力向上 

1. 内見の前に知っておきたい賃貸選びの基本

  • 予算の設定と希望条件の整理: 自分の経済状況に合った予算を設定し、必要な間取りや立地条件を明確にしましょう。賃料の上限は、収入の三分の一までと言われています。
  • 物件のタイプと選び方の方針: アパートかマンションか、新築か中古かなど、選ぶ基準を決めましょう。

2. 内見のスケジュールを立てる際のポイント

  • 交通手段の確認: 各物件へのルートを確認し、交通の便に合わせて内見順序を考えましょう。直接不動産屋に行けば不動産屋が予定を組んでくれますが、現地待ち合わせの場合もあります。
  • 余裕を持った時間設定: 各物件の内見に十分な時間を取り、内覧時にチェック箇所が確認できるように心がけましょう。内覧時間の目安は30分〜、採寸なども行うと60分以上かかる場合もあります。

3. 物件の外観と周辺環境の確認方法

  • 建物の外観と状態のチェック: 壁や屋根、窓枠などの状態を確認し、傷や汚れ、劣化等がないかを確認しましょう。築年数に比例し劣化は進みますが、メンテナンス状況には差があります。
  • 近隣環境と生活利便性のチェック: 駅やバス停、勤務先、スーパーマーケット、学校、実家や友人の家など、ご自身の求める施設等へのアクセス性を確認しましょう。

4. 室内のレイアウトと設備のチェックリスト

  • 間取りと室内スペースの確認: 各部屋の配置や広さを確認し、家具や生活スタイルに合ったレイアウトができるか検討しましょう。
  • 設備と機能性のチェック: キッチン、バスルーム、収納スペース、洗濯機の有無など、必要な設備が揃っているか確認しましょう。使いにくい間取りもあるので注意しましょう。

5. 状態の良し悪しを判断するためのヒント

  • 壁や床のチェック: 傷やシミ、カビの跡などがないか確認し、補修や修繕が必要な場合、対応してくれるかを確認しましょう。
  • 水回りのチェック: 水漏れや排水の匂い、水圧などをチェックし、快適な生活ができるか確認しましょう。

6. 騒音や安全性に関する不安を解消する

  • 騒音の確認: 物件の近隣で騒音がないか、騒音がある場合どのような音なのかを確認しましょう。騒音問題は解消できない場合があります。一般的に鉄筋コンクリート造は防音性能が高いとされています。
  • セキュリティ設備の確認: 防犯対策や防犯カメラの有無など、安全面について大家さんに質問しましょう。

7. 内見時に分からないことを質問する

  • 賃料と共益費の詳細: 初期費用や賃料の支払い方法、将来的に賃料の増減があるか、共益費に含まれる項目などを確認しましょう。
  • 修繕やトラブル対応に関する質問: 修理やトラブルの際の対応方針や管理会社の連絡先について確認しましょう。

8. メモや写真を活用する

  • 物件ごとのメモ作成: 各物件の特徴や印象をメモや写真に残しましょう。後で振り返る際に役立ちます。
  • メモの整理と比較: 複数のメモや写真を整理して比較し、物件間の違いや共通点を見つけましょう。

9. 内見後の評価と比較:複数物件を見た後の判断基準

  • 良い点、悪い点の洗い出し: 見た物件それぞれのメリットとデメリットをリストアップし、後で比較しやすくしましょう。
  • 自分の優先順位で比較: 価格、広さ、立地条件など、自分にとって重要なポイントを重点的に比較しましょう。複数物件を見た場合、飛び抜けて良かった物件がある、というよりは、消去法で選択することが多いです。

10. 内見後の次のステップ:契約交渉や手続きの進め方

  • 不動産屋とのコミュニケーション: 賃料交渉や条件の確認を不動産屋さんと行います。交渉は少なからず発生するものです。礼儀をわきまえつつ遠慮せずに話し合いましょう。担当者との相性が悪い場合は、変更できる場合があります。
  • 必要書類の準備: 契約に必要な書類や手続きを整理し、スムーズに入居手続きを進めるための準備を行いましょう。免許証や住民票、収入証明などが必要となることが多くあります。

まとめ

部屋探しは慎重な段取りと注意深い観察が必要です。

予算の設定や希望条件の整理、物件のチェック方法、不動産屋への質問など、事前に多くのポイントを準備しておくことで、理想の物件に近いか判断しやすくなります。

内見時にはソフト面にも目を向け、自分の生活スタイルに合った快適な住環境を選びましょう。

部屋探しはタイミングも大事です。

後悔することなく理想の賃貸物件に出会えることを願っています。

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